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動物園

娘たちへ。

今日は動物園へ行ったね。道路が混んでいたために、到着するのが遅くなって申し訳ない。

シマウマやキリン、ゾウ、ライオンを観て、「わぁーーーーっ」と大きな声をあげて感動している姿に感動しました。私が子供のころは、実は、動物園で感動した記憶があまりないのです。混んでいて疲れたのか、動かない動物をみてもあまり面白くないと感じていたのか、その当時のことはあまり覚えていませんが、それほど感動していなかったような気がします。でも、そんな私の幼い頃に比べて、あなたたちの感動のしようといったら凄いもので、それにつられて私も感動してしました。

ライオンは一日のうちで殆どは寝ているんだよ、狩りはメスがするんだよ、オスは4歳ぐらいで群れを離れて行くんだよ、他の群れのオスと格闘して勝たなければ群れには入れてもらえないんだよ・・・・・あなた達が感動する顔をみて、私も知っているつもりの知識を一生懸命しゃべったりしてしまいました。そんなことは、あなたたちの感動とはほとんど何の関係もないのに、その感動に相乗りしたくて。

それにしても、キリンの首が長いこと。それでも人間とは首の骨の数が同じだったりするのは不思議だ。あの模様も、なぜあのような模様なのか。シマウマのシマは人間の指紋のよなもので、みな異なっていること。不思議だ。あれは皮膚から色が違うのか、それとも毛の色が違うのか。それはなぜなのか。なぜあのように目立つ模様なのか・・・。考えるときりがない。いろいろな形、生活習慣などの動物に触れることはとてもいいことだね。

昔に比べて、動物園も広くなって、サファリパークとまではいかなくても、かなりスペースが広くなってきているような気がする。気のせいかもしれないが。

それにしても、どんな動物でも赤ちゃんは可愛いね。君たちも赤ちゃんだったのだよ。小さくて、ちょっとしたことで大けがしたり、病気になりそうな気がして、パパも不安がいっぱいで抱っこしたものだよ。生まれた直後は、目を開いてもどこを見ているの分からない。でも目を開けて、口をもごもごしただけで感動したものだ。命の不思議さと感動と大切さが、そのときに本当の意味で分かったような気がする。頭でわかるのと、心で分かるのでは大きく違うんだよね。頭で命の大切さがいくら分かっても、それは分かっていないかもしれない。心で分かることというのは、理屈を超えて分かることをなんだよね。その境目が、色々な経験をしても分からなかったのに、君たちが生まれたことで分かった気がする。

動物園という仕組みを批判する人もいるようだけれども、動物園にて様々な命の形に純粋無垢な君たちが触れることは、理屈ではない、何かを感じる意味でとても大切なことのような気もする。というのは後から考えてのことであって、動物園にいる間は、とにかく刺激が多くて楽しかったね。それでいいよ。

今日は疲れたでしょう。また行こうね。
おやすみ

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